東京オリンピックを控え、IOC公認でリリースされた家庭用ビデオゲームが妙な形で注目を集めている。
現在、PlayStation4とNintendo Switchでリリースされている『東京2020オリンピック The Official Video Game』がそれだ。
このゲームは東京オリンピックが開催される新国立競技場などの会場をリアルに再現し、オリンピックで開催される様々なスポーツを楽しめるというものだ。現在、陸上競技のほか、各種球技や格闘技が収録されており、今後も楽しむことができるゲームは増えるようだ。
そのゲームが妙な方向で注目を集めてしまっているのは、キャラエディットが原因だ。ゲームではオリジナルのアバターをエディットしてゲーム内で競技に参加させることができる。ところが、このエディットにおいて公式でも「子供から大人まで様々な体格を作成できます」とアナウンスされているのだ。加えて身に纏う衣装も全部で100種類以上が設定されている。
このエディットの自由度の高さの結果、あらゆる変態が喜ぶゲームとなってしまったのだ。露出の多い競技の衣装で、サッカーなどのゲームのグラウンドを走り回る。あるいは、子供のキャラをエディットしてボクシングに参加させるというリョナラーが喜びそうな遊び方まで……。
通例、キャラエディットの自由度が高いゲームでも一定の制限はかけているものである。エロゲーであってもロリキャラは作成できなくなっている場合も多い。果たして、制作陣はそうした遊び方をする人が出てくると予測できなかったのか。
かくて「とりあえず公認で出してみました」程度で終わるかと思われたこのゲームは、ジワジワと人気になっているという。まったく世に変態は尽きないものである。
(文=大居 候)
『東京2020オリンピック The Official Video Game』がまさかの変態ゲーに!? キャラエディットが原因か……のページです。おたぽるは、騒動・話題、ゲーム、東京オリンピック、2020年東京オリンピックの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
人気記事ランキング
人気連載